具合が悪いなら、杖をついて歩こう

10年ぐらい前から、24時間吐き気が止まらず、振り返るなどちょっとした衝撃で目が見えなくなり全身の力が抜けてしまうようになりました。普段も断続的に秒未満の間の記憶が抜け落ちている感じです。

※ 写真は娘に付き添ってもらって行った屋久島の縄文杉。この時は調子が今ほどよくなかったので、高所にある階段は両手をついて這って登り下りは座りながら降りましたました。

見た目には全くわからない不調

10年ぐらい前から、ヨガをするときに立ち眩みのような症状が出始め、スポーツクラブをやめる頃には頷くことが出来ず、口を動かすのも辛く、ナマケモノのような動きになってしまいました。家の中で階段から落ちてしまったことは何度もあります。

検査しても診断はつきませんでした。薬は全く効かず、寝ている間も強い吐き気で目が覚めてしまうほど辛い時期もありました。2021年からは調子の良い時間は吐き気は止まっていますが、1日の中でも良い時と悪い時があります。

苦手なこと

  • 頷く
  • 振り返る
  • 方向転換する
  • 階段を下りる
  • 走る
  • 真っすぐ立っている
  • 料理を盛り付ける(特に汁物)

まっすぐ突進してきた大柄な男性をよけられず転倒

神鋼記念病院の玄関ホールの椅子の間を通路に向かって歩いていて、あと少しで出るところで、大柄な男性が待つことなくど真ん中を向かってきたのです。座っている人がいなくても、椅子の前で通路ではないからど真ん中を通られたら、2人歩くことはできません。

椅子数個分の距離でがんばりましたが、ぶつかる寸前に真後ろに転倒してしまいました。高齢男性にたまにいる男尊女卑の人だったようで、男が優先、女が避けろということだったようでした。

その日は朝8時過ぎにいきましたが、転倒したため別室に連れていかれ、治療のしようもないので、何かしてくれたわけではなく、連れまわされただけ。朝一番の予約に間に合わなかかったことになってしまい、診察に呼ばれたのはお昼!食事抜きで夕方までかかり、数か月具合が悪くなってしまいました。

ふらつくならトレッキングポールを使って歩けばよい

後日別件で行った整形外科のクリニックで、上の事故は話していないのですが、倒れるのが怖くてそろりそろりとしか歩けない、ぶつかるのが怖いと話したら、家にこもるより、調子の悪い時は両手に杖をついて外出するようにしたら、体力の回復が早くなると教えられました。

杖をついて歩くようになったら、具合の悪い時は、それ相応に見えるので、他の人から避けてもらえるようになりました。10年前に教えてもらっていたら、もう少し早く元気になったかも知れません。

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