2022年1月にがんの疑いと言われ結果が出るまでの4か月後、残された人生について考え、今年は自分の足で歩けるうちにと、トレッキングを含むひとり旅をしました。想像以上の体力低下に頭と心がついていけず大けがをしましたが、充実した1年でした。
一度死を覚悟した時、就活とやり残したことについて考えた
落ち着かなかった4か月
2022年1月から乳がんの疑いで、超音波検査とマンモグラフィー検査を2回ずつとMRI検査を行い、悪性腫瘍である可能性が非常に高いということで、マントモーム生体検査を行いました。画像からはステージ4の大きさで、5月に結果が出るまで、落ち着きませんでした。
終活でやらなければならないこと、しなくても良いこと
死を覚悟して、持ち物を整理して終活しなければと思っていましたが、娘に聞いたらママの物は全部捨てるから心配しなくていいよと。目から鱗でした。最低限知らせなければならないリストさえ作ればよいのです。それからはいつ死んでも良いように様々なものにラベルやメモを付けています。
死ぬまでにやりたいこと
最もやりたいことは、体調不良でやめたスポーツクラブを再開することですが、コロナ以降制限が多くて楽しめそうにありません。次にやりたいことは、トレッキングや旅行。子供たちも就職し、私以外は皆勝手に旅行に行き、1人我慢していたので遠慮なく旅に出ることにしました。
楽しかったひとり旅
2023年は飛行機とレンタカーでひとり旅を20回
最初の旅行は、沖永良部島のケイビングに出かけることにして、せっかくなので与論島と奄美大島へ船でアイランドホッピングしました。けがをした後もJALのグローバルクラブにあと少しで手が届くので頑張って3回出かけ、2023年は20回のひとり旅に出かけました。
頭、顔、背中、腰、膝まで骨折で満身創痍
雨の岩山で大けが
ずっと家にこもっていたつけで筋力の衰えが著しく、旅行中は出来るだけ杖をもって無理のないように歩いたのですが、富士山の大砂走や、鳥海山山頂で冷たい雨が降る中、巨大な岩を横切る時に、三点支持を忘れてしまい大けがをしました。
8月は腰と膝、10月は頭から頬のかけて骨折し、消炎鎮痛剤を飲み続けているのですが、ズキズキ痛い。MRIの画像では顔の左は腫れて倍の厚みで鼻腔に血がたまっています。目の周りはどす黒く膨れていますが、目も見えるし歯の不具合もないので、手術はなしで自然治癒を待つのだそう。
MRI検査の結果
顔の骨折がずれたら失明するので、歩いたりトレッキングをしても良いが、力が加わったり、転んだりしてはいけないというのに、11月にまた…。MRI検査の結果は背骨と腰を骨折していました。体力が落ちるので歩いたほうが良いそうですが、辛すぎるので当分の間おとなしくするつもりです。
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